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プラ塩化2

ウラオワ

本文


[bgm danger]



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鈴木正「ヘッヘッヘッ、動くな!お前のデルタ地帯が真っ赤に染まる事になるぜ。」







私「ま、待ってくれ。もうすぐ誕生日がくるんだ。」







島谷「ほざくな!、、、そしてほざいてろよ。10月14日はスポニチの日!」







私は彼等がいきり立つ理由を探そうと考えた、、、。







私「わかった。女だろ?監視された男、まだ高校生らしいぜ。」







マンテツ「、、、ヘッ、、、ヘン!わかってるじゃないか。」







マンテツは鼻の下を伸ばし脂汗をかいて喜んでいる。しかしこのままでは私のプライドが許さなかった。







私「それ、、、、センチメータマスターだろ?」







マンテツ「ヘッ、エアガンって、良くわかったな。」







カチャ!カチャカチャ!







私の読みは外れてなかった。スポニチ側はエアガンを床に投げた。







マンテツ「それにしてもお前、いいエアガン持ってるな?」







私「当たり前だ。これは本物のサイレンサ-付きマグナムだ。」



[bgm stop]













丘下「な、何だって!?」









[bgm shin-on]









スポニチ側は驚きを隠しきれずどよめきだした。私はまだ銃口をマンテツに向けている、、、。







私「そういえば監視された男は宮城県に住んでるそうだ、、、。」







マンテツ「ヘッ、ナメるな!!ほら十万!」







ポンッ!







マンテツは宮城へかかる旅費を察知してお金を投げてきた。







鈴木正「親方、あれは打ち上げにとっておいた金、、、。」







マンテツ「監視された男を緊急監視!!」







こうして私は十万を手に取るとスポニチ営業所をあとにした、、、。



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[bgm song-of-insects]



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辺りはもう真っ暗だ。私は車の中でラジオをかけた、、、。



[bg black]



[bgm song-of-insects]



鬼丸のオールナイト日本!







チャチャッチャ!チャッチャチャチャチャッチャチャッ!







「、、、、それではハンプティダンプティさんのリクエストでシェイプアップデカダンス、、、。」











「♪リン、リン、リンチは、、、」







「♪こ、こ、国営のため、、、」







「国鉄のオッサン!チャチャチャッ!」







「スポニチもチャチャチャッ!」







私「!?」







私は一瞬たじろいたが、来たる監視された男を嘲笑う歌だと言うことはわかっていた、、、。







「♪ダンナは戦場へ行った、、、。貴方の噂を金で買うため、、、チャチャッ!」







私は背筋にひんやりしたものを覚えた、、、。







監視された男はミュージシャンを目指しているのだ。















奴はプロになれない、、、。













プライベートを監視されるから。



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「♪じょ、じょ、情報、、、。メディアで潤い、、、。」







「鏡の世界でみんな一別をカマすの、、、。」







「♪ス、ス、スパイは、、、貴方の職場に、、、。」







「そして貴方は鏡の前でボロボロになるの、、、チャチャッ!」







私「オワァ!」









「エルボー、エルボー、ローリングエルボーーーーー!!!」







私は勢い余ってラジオを変えた、、、。





(やつは商売道具をうばわれ、基本的な人権の尊重を剥奪される、、、。)







私は歌を通して始めて監視の恐ろしさが身に滲みた、、、。







私は真面目に考えた。監視された男がプロを目指して東京へやって来るのにまさかスパイのケータイの端末から彼の曲を摂取出来るなんて、、、。







(これからそれを隠し通さなければならない。まぁ、みんなでやれば怖くないけどな。)







そんな事を考えながら結局この歌の通りになった自分をせめ、醜く歪んだの頭をチラ見しながら我が家へと車を走らせた、、、。







(明日は麒麟の愉快な帝王、江添崎社長との会談が待ってる、、、。一体どうなることやらチャチャッ!)













[bgm song-of-insects]





[bg residential-street-1-midnight]



キキキッ!









私「さぁ、着いたぞ。」







私はようやく家に着いた。すると、、、、







シュタッ!







何者かが門から降りてきた、、、。







家の門は武家造りになっていてかなり長く高い門だ。国鉄の社長ともなるとこの位の危機管理は趣味の内に入る、、、。







私「何用だ!?」







男「難解の者です。日刊スポーツ社から伝言があります。」







私「言ってみろ。」







男「泣きじゃくり、41京。」







私「よし、わかった。もう何も言うな、、、。」







私は周囲を気にしながら家に入った。







ガラガラガラ、、、、









妻「あなたぁ~、お帰りなさいまし。」







玄関を開けると私はとっさに妻を抱きしめた、、、。



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妻「あなたぁ、一体今日はどうなさったのぉ?」







妻が私の重圧のせいで肩で呼吸をしている、、、。







生暖かい吐息が私に生きる有り難みをくれる、、、。







私「今日はいろいろあってね、、、。君の事が急に恋しくなったんだよ。」







ウェンザナイト、、、ハズカム、、、、。







妻「もう、貴方ったらぁ、、、。夕飯が冷めてしまいますヨ。」







私「ああ、そうか。じゃあ、食べようか。」







私は廊下を歩いて突き当たり右にある居間に向かった、、、。



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[bgm kindness]











食卓には、、、、焼き魚や刺身、煮込みうどんなどが並んでいた、、、。







妻の献身的で細部までに行き渡る気遣いには頭が下がる思いだ。私はまず熱燗に手を出した、、、。







私「オーッアツアツアツ!」







妻「あなたぁ、大丈夫!?」







私は自分の福耳で指を冷ました。







私「大丈夫だよ。コイツがあるから。」







アハッ、アハハハハハ、、、。







妻と私は笑いあった。はたから見れば笑顔の絶えない二人に見えるだろう、、、。









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しかし、ここまでスキンシップのある夫婦になったのは一つの悲しい出来事があったからだ。







妻「あなた、もうすぐね、、、、息子の三回忌、、、。」











私達夫婦は三年前、五才の一人息子を不慮の事故で亡くしていた、、、。







それが皮肉にも夫婦の絆を深めていたのだ、、、。







妻「今年も行きます?ディズニーランド、、、。」







私「ああ、、、、そうだな。」





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[bgm stop]

息子が無くなってからというもの、私達は今までの荒んでいた生活を悔やみ、夫婦共々、深い哀しみに陥っていた。







妻は家にはおらず、麻雀にパチンコ、私は毎晩キャバクラをハシゴしていた。







いつものように息子を託児所に預け、惰性に満ちた生活を送っていた矢先の出来事だった。







託児所のおばさんが公園へ子供たちを遊びに連れて行ってくれたのだが、、、、







ガシャャ、、、。







公園へ向かう途中、スクランブル交差点で飲酒運転のトラックにはねられたのだった、、、。







私達は息子が行きたがっていつもせがんでいた事を思い出した。









毎日仕事で忙しく、日頃どこへも連れて行けなかった私は今更ながら息子の供養の為にと夫婦でディズニーランドへ行く事にした、、、。











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ディズニーランドへ着いた私達はまだ小さかった息子を思い出し、ディズニーのキャラクターがでる様なアトラクションを見て回った、、、、







私(当時)「少し小腹が空いてきたな、何か食べようか?」







妻(当時)「そうね、、、、出来たら、お子様ランチがあるところ、、、。」







私達は近くのファミリーレストランへ向かった、、、。







店員「いらっしゃいませ~。お客様は二名様でよろしいですか?」







妻「はぁ、、、出来たら三人で座れる席が良いんですが、、、。」







店員「ハイ!かしこまりました!ではこちらへご案内させていただきます!」







そう言って店員さんは三人で座れる席を用意してくれた。







私達はメニューを見た。するとディズニーのキャラが載ったお子様ランチがあった。しかし、お子様限定と書かれていた、、、。







店員「お待たせしました!ご注文はいかがいたしましょうか?」







店員さんは陽気に聞いてきた。



















私達は恐る恐る注文してみた、、、。





















妻「あ、あの、、、お子様ランチ、、、。」



















店員「あっ、お子様ランチですか!?申し訳ありません。こちらは小さいお子様限定でして、、、。」









私「そこをなんとか、、、。今日は、、、、今日は亡くなった息子の誕生日なんです。」







店員「、、、、わかりました。店長に頼んで来ますね。」







店員さんは優しく微笑むと厨房の中に姿を消した、、、。







するとにこやかに笑いながら店員さんはやって来た。







店員「大丈夫だそうです。お子様のお名前は、、、、?」







私「カズマ、、、と言います。」







店員「ありがとうございます!」









こうして息子の誕生日を祝う事が出来た。



















妻「あなたぁ~、、、。あなたぁ~、、、。」







私「ハッ!!」



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妻「何を考えてるのぉ~、息子の為にも哀しい事を考えるのはよしましょう。」







私「そ、、、、そうだなぁ。」







私はハッと我にかえり、とっさに妻の考えに頷いた。







妻に先に風呂に入るように言い、私は書斎に入って明日のルートを計画した。







一瞬、気が緩むとまたあの過去を思い出す。







レベル オブ ホスピタリティー、、、。







ホスピタリティーとはおもてなしの心。







ディズニーで働く人達に何か宗教的な結束力を感じずにはいられなかった。







監視された男とおもてなしの心、一体どう分かれるだろう、、、。







何にせよサッカーチームもあるぐらいだ。いずれは巨大な権力で監視された男と対峙するだろう、、。







そんな事を考えている内に妻が風呂から上がってきた。







妻はすこし赤く高揚している。私は風呂より先に手を出した。





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久しぶりにあっては見たものの、緩やかな斜面は何時になく熱を帯びていた。











俺もアニマル、お前もアニマル。







(監視された男はどれくらいHなんだろう。監視されたら起たないだろうなぁ)







妻「あなたぁ!何してんの!」







私「ナメていても考え事はするだろう、ホラ入れるゾ。」







こうして熟れた二人は厳戒な一夜を鯛が跳ねるがのごとく舞った、、、。





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[bg garden]



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朝、目覚めると妻はすでに起きていて、朝食の準備をしていた。







昨日は久々の帰宅という事でお互いに楽しい一夜を過ごせたが、もう行かなければならない夫の為にもと、妻は精一杯の朝食をこしらえるのだった。







私「これがホンキッカ-ズかぁ~。」







思わず出た言葉に妻は戸惑い表情を浮かべた。







(監視された男よ、お前は何故これと出逢ってしまったんだ、、、。)







私はホンキッカーズを凝視しても、高校生の身空で子供番組を見る動機が掴めなかった、、、。







(ホンキッカーズの女性は美人だ、、、所詮、色だな、、、。)







重要な位置を占める番組の手掛かりはそれくらいしかなかった。







朝食も無事済ませまた旅へ行く、、、。







ディズニーからおもてなしの心を学んだつもりだったが、私にはまだ妻への優しさみたいなものが足りない気がした、、、。







今日は麒麟より先に日本の予言第一人者、六島 勉に会わなければならない。







麒麟の江添崎社長は一日中飲んだくれているので夜でも構わなかった。



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[bg residential-street-1]





キキキ、ブルルル、







私はベンツに乗って六島のもとへ急いだ、、、。







(まぁ江添崎社長へのいい土産話になるかな)







そんな事を考えつつ、ラジオを回す。







「、、、、それでは西海岸ハゴロモさんからのリクエストでカシマシ男~ブイブイブイです、、、。」







「ゼンゼン!ゼンゼン!ゼンゼン!ゼンゼン!」





私「!?」













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♪何で俺が悪いんだ!



ブイ!ブイ!ブイ!



辺りを見渡せ!



ブイ!ブイ!ブイ!



オレとお前は関係ない



だけど金は払ってもらう



ウソウソ!ウソウソ!ウソウソウソウソ!



お前が先に罪を犯した!



ブイ!ブイ!ブイ!



だからオレは何でもOK!



ブイ!ブイ!ブイ!



底に女がおりますよ



スパイがお前を導き出す



イライラ!イライラ!イライライライラ!



まさか本当に会えるとは!



ブイ!ブイ!ブイ!



カスのクセして生意気だ!



ブイ!ブイ!ブイ!



お前が秘密を漏らす前に、、、



お前の友人を略奪する



全てを!





















‐私は曲を聞いて愕然とした。その通りだった‐







私(こんなにはっきり歌ったら、いずれ監視された男は恐怖の大王としてマークされた事を知るだろう、、、。)







私(いずれは、、、テレビを使って公表しなきゃいけないだろうな。エロティックな画像を使って何とか監視された男をホンキッカー女から引き離さないと。)







引き離すというてんにおいては他のメディアも同じ思いだった。





いずれ秘密がばれたら莫大な金をスパイに費やす事になる。





そうなると監視された男が秘密を他人に漏らす前に、というより莫大な金を一般市民を先導する為に使う事になるのか。







、、、しかしそう簡単にはいかなかった。







それはもちろん、メディアが金持ちだけで出来てはいないからであった。







ローマ教会、アメリカ政府の陰謀とはいえ、音楽やアニメーション等はとくに影響を受けやすい。







自分達の生活の為や自分をさらけ出す為の手段として監視された男を利用するだろう、、、。







スポニチ営業所も油断ならない。







マンテツ一派にはかろうじてはっぱをかけたが新聞は毎日作られているのだ。







監視された男の負のスパイラルに持ちこたえられるだろうか!?







それはとてもシビアな問題であった。







私(人はけして心を成長させる事は出来ない。いずれは色や音を駆使して監視された男を捌き孤独にするだろう。)

あとがき

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